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パラベン・フェノキシエタノールが肌に悪い本当の理由と合成防腐剤フリーの化粧品リスト

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「使っても大丈夫、安全」
「肌に悪い、使ってはダメ」

など、化粧品の防腐剤に関してはいろんな意見がありますが、本当のところはどうなんでしょう?

この記事では、

「パラベンの刺激性やアレルギー性」
「合成防腐剤は何が悪いのか?ダメな理由」
「オーガニックコスメに配合される防腐剤」
「合成防腐剤フリーの化粧品」

についてまとめました。

防腐剤の多くは、ポジティブリストに掲載される、石油系の旧表示指定成分

化粧品には、油脂・グリセリン・糖類・アミノ酸など微生物の栄養となる成分がたっぷり含まれているため、腐敗から守らなくてはなりません。

未開封で3年間、常温保存可能な製品を作る必要があり、3年持たない場合は消費期限を明記することが義務付けられています。

化粧品の防腐剤の多くは、紫外線吸収剤やタール色素とともにポジティブリストに掲載されています。

※ポジティブリストとは、原則として禁止されている中で、例外として制限付きで許されるもの。

その多くが、石油由来の合成防腐剤であり、アレルギー性の懸念される旧指定成分だったものです。

    【石油系】

  • パラベン類(1%以下)
  • フェノキシエタノール(1%以下)
  • 安息香酸(2%以下)とその塩類(1%以下)
  • サリチル酸(2%以下)とその塩類(1%以下)
  • ソルビン酸とその塩類(0.5%以下)
  • デヒドロ酢酸とその塩類(0.5%以下)
  • エデト酸とその塩類 など
    【天然系】

  • ヒノキチオール(0.1%以下)

中でも、化粧品によく使われるのが「パラベン類」と「フェノキシエタノール」になります。

健康肌にパラベンは悪くない?刺激性・アレルギー性は大丈夫って本当?

パラベンは石油合成成分の中では比較的、使用歴の長い成分(80年ほど)。
一般的に、健常な皮膚に対しては、低刺激でアレルギー性も低く、安全性の高い成分とされています。

また、複数の防腐剤や多価アルコールを組み合わせることで、防腐剤の使用量を減らす試みも行われています。

しかし、バリア機能の低下した肌、荒れ肌には多少の刺激性があり、アレルギーのリスクもあるので、注意が必要です。

実は危険?!パラベン・フェノキシエタノールが肌に悪い本当の理由!毒性の問題と皮膚常在菌への影響

①パラベン・フェノキシエタノールに環境ホルモン(内分泌かく乱物質)の疑いが出ている

最近の研究で、パラベンやフェノキシエタノールには、環境ホルモン(内分泌撹乱物質)の疑いが出ています。

「環境ホルモン」とは、体内のホルモンの作用に影響を与え、身体の機能を乱したり、生殖異常を起こしたりする物質のこと。
日本では、ダイオキシンが有名ですね。

ごく少量で身体に影響を与え、後の世代まで影響を与えることから問題視されています。

パラベンは、エストロゲンと同じような作用を示す環境ホルモンの疑いが持たれており、ヨーロッパではすでに規制強化が検討されています。

フェノキシエタノールにも、環境ホルモンの疑いが持たれています。

安全とされていた合成添加物が、後になって毒性が判明した例は、今までにもあります。
データや論文が多いとはいえ、石油原料が化粧品に使われるようになって、まだ100年ほどしか経っていません。

②経皮吸収のリスク

毒性の懸念に加えて問題なのは、経皮吸収のリスクがゼロではないことです。

経皮吸収が問題視されている「ラウリル硫酸Na」の分子量289に対し、「パラベン類」の分子量は150〜230。
加えて、ソルビン酸、エデト酸塩なども分子量が小さく、注意が必要です。

経皮毒については諸説ありますが、薬は皮膚から吸収させることが可能ですし、医薬部外品の有効成分も真皮層まで浸透して作用するものがあります。

海外では、複数の乳癌患者の乳房組織からパラベンが検出されたという話も……

経皮吸収は、角層の状態、皮脂の分泌量、皮膚温度などでかなり個人差が出ることが分かっており、敏感肌、荒れ肌の方はとくに注意が必要だと思います。

皮膚から入った物質は肝臓で解毒されないため、排出されにくく、脂肪部分(とくに脳や女性器)に蓄積しやすいことが分かっています。

③合成防腐剤は肌に必要な「皮膚常在菌」も殺してしまう

私達の肌には「皮膚常在菌」と呼ばれる微生物が存在し、皮膚常在菌の働きによって肌のうるおいが保たれ、雑菌から肌を守っています。

合成防腐剤は微生物を殺菌するものである以上、肌に必要な皮膚常在菌も殺菌してしまいます。

皮膚常在菌バランスが崩れると、乾燥肌・敏感肌・ニキビなどの肌トラブルを起こしやすくなります。

合成成分の影響は、すぐには表面化しません。
しかし、24時間、365日、ずっと防腐剤を肌に塗っていれば、時間とともに悪影響が出てくると思います。

>>美肌づくりに不可欠の皮膚常在菌とは?

パラベン・フェノキシエタノール不使用!防腐剤フリーの化粧品・オーガニックコスメの選び方

パラベンやフェノキシエタノールは決して必要悪ではなく、防腐剤フリーの化粧品・オーガニックコスメもたくさんあります。

ここからは、防腐剤フリーの化粧品について見ていきましょう。

認証オーガニックコスメにも石油系防腐剤が配合される?!

「オーガニックコスメ=合成防腐剤フリー」というイメージがあるかもしれませんが、

海外のオーガニックコスメ認証や、オーガニックコスメの世界基準「コスモス認証」では、石油系の合成防腐剤の使用が一部、認められています。

しかもそれらの成分は、日本では旧表示指定成分だったりします。

  • 安息香酸とその塩類
  • サリチル酸とその塩類
  • ソルビン酸とその塩類
  • デヒドロ酢酸 など

また、石油由来成分不使用のブランドでも、BG・プロパンジオール・ヘキサンジオールなどの抗菌性をもつ多価アルコールを使用するブランドは多いです。

これらの成分は、もともと石油合成成分で、最近は植物からも合成されるようになりましたが、皮膚常在菌バランスを乱すため、あまりオススメできません。

防腐剤フリーの化粧品は作れる!天然の防腐剤とは

防腐剤フリーのオーガニックコスメは、植物のもつ防腐効果を利用して、化粧品の品質を守ります。

  • 天然醸造アルコール(表示名:エタノール)
  • ローズマリーエキス
  • セージエキス
  • 熊笹エキス
  • グレープフルーツ種子エキス
  • レウコノストック/ダイコン根発酵液 など

これらの成分は、殺菌というより、植物の抗酸化作用で腐敗菌を抑え、保存性を高めます。
合成防腐剤と違って、皮膚常在菌にも大きな影響は与えません。

防腐剤フリーのデメリット

防腐剤フリーのオーガニックコスメは合成防腐剤使用の化粧品よりもデリケートで、特有のデメリットもあります。

  • 店舗販売に向いていない
  • 消費期限が未開封で3年に満たない商品もある
  • 冷蔵庫保存が推奨の商品もある など……

店舗販売の場合、どんな環境で保管されるか?代理店や販売店でどれくらいの期間、保管されるか?など、メーカーではコントロールできません。

大手化粧品メーカーでは、どんな環境で長期間ストックされても、クレームのない製品を作る必要があり、そんな化粧品を作るには合成防腐剤が向いています。

しかし今は、ネットでメーカーから化粧品を取り寄せることもできます!

  • 店舗で合成防腐剤入りの化粧品を買うか?
  • 防腐剤フリーのオーガニックコスメを取り寄せるか?

私達は、自分で選ぶことができるのです!

もちろん防腐剤フリーでも、未開封で三年もつ製品もありますし、オーガニックコスメ専門店やバラエティショップのオーガニックコスメ売り場などで、防腐剤フリーのオーガニックコスメの取り扱いもありますよ。

合成防腐剤フリーのオーガニックコスメ・ブランドリスト

合成防腐剤はもちろんですが、合成界面活性剤・合成色素・合成香料など肌に悪い成分はたくさんあり、そういった成分も配合されていないブランドがオススメです。

また、日本オーガニックコスメ協会では、防腐剤だけでなく、すべての合成成分不使用の化粧品を推奨しており、「JOCA推奨マーク」もコスメ選びの参考になります。

こちらの記事も参考に↓
>>もう騙されない!本物のオーガニックコスメの選び方

◉合成防腐剤不使用のオーガニックコスメ

  • メゾンレクシア オラクル
  • スプーンスプーン
  • カミツレン
  • アルテ
  • ピュアノーブル
  • ぷろろ
  • ハーブ研究所スパール
  • アムリターラ
  • アンティアン
  • アンティアンティ
  • ネオナチュラル
  • まかないこすめ
  • ちどりや
  • パックスナチュロン
  • 暮らしっく村
  • ガミラシークレット
  • ナイアード
  • マルティナ

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