この記事では、私が実際に使って「使い心地よかったな~」「効果を実感できたな~」といったオーガニックコスメの美白美容液をランキング形式でご紹介。
また、美白について、オーガニックコスメについて日々勉強して得た知識をまとめました。
美白ができるオーガニックコスメをお探しの方、ぜひ参考にしてみてくださいね^ ^
この記事に書かれている事
1位 HANAオーガニック ホワイトクリーム&ホワイトジェリー
1位は、ローズを含む6つの花精油を使った「お肌と心のホリスティクケア」がテーマの国産オーガニックコスメ、HANAオーガニックにしました!
使用感、刺激の少なさ、実感。とても気に入ってます^ ^
「ホワイトクリーム」と「ホワイトジェリー」は、炎症ケア・メラニン抑制・メラニン排出の3ステップで、オーガニックでありながら効果を実感できることにこだわって作られた美白美容液です。
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【美白有効成分】アスコルビン酸グルコシド(ビタミンC誘導体)*、グリチルリチン酸ジカリウム
【その他】医薬部外品*、シナノピクリン(アーティチョーク葉エキス由来)、9種類の和漢植物エキス
【オーガニックへのこだわり】天然由来成分100%、オーガニック比率98.95%
オーガニック認証レベル
※医薬部外品はホワイトクリームのみ
>>HANAオーガニックの美白の考え方について詳しくまとめています
HANAオーガニックを使って感じた効果
様々なオーガニック系美白化粧品を使ってみましたが、こんなにも刺激が少ない美容液は初めて!
肌荒れして敏感になっている時でも安心して使えましたし、使っていくうちに肌の調子が整っていきました。
ホワイトクリームとホワイトジェリーを合わせて使っていたのですが、1本使い切る前に旦那さんから「最近肌が白くなった?」って言われちゃいました^ ^
2位 ブルクレール リペアモイストWエッセンス
無添加オーガニック化粧品 ブルークレールのリペアモイストWエッセンスは、公的試験で肌色のトーンアップ効果が認められた美容液!
ダマスクローズや6つの東洋ハーブのほか、ビスグリセリルアスコルビン酸(ビタミンC誘導体)やαアルブチンといったブライトニング成分も配合。
成分も認証コスメ以上のこだわりで、キャリーオーバーもゼロ。
小じわを目立たなくする効能評価試験済みで、1本でトータルエイジングケアが叶います!
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【ブライトニング成分】ビスグリセリルアスコルビン酸(ビタミンC誘導体)、αアルブチン
【オーガニックへのこだわり】合成保存料、合成界面活性剤、合成ポリマー、アルコール(エタノール)、シリコン、鉱物油、合成着色料、合成香料がすべて不使用、キャリーオーバーゼロ。
ブルクレール リペアモイストWエッセンスを使って感じた効果
みずみずしい透明ジェルタイプの美容液で、化粧水の前、洗顔後のまっさらな肌に使います。
お肌がしっかり水分を抱え込んでくれる感じで、ぷるんっ!
保湿力もしっかりあるので、乾燥肌さんでも安心です。
わりと早い段階で、お肌のハリ&お肌が明るくなるのを感じることができました^ ^
>>リペアモイストWエッセンスの詳しい使用感レポートはこちら
3位 メルヴィータ ネクターブラン ウォーターオイルデュオ
フランス生まれのオーガニックコスメ メルヴィータ。
白い花々をたっぷり配合したオイル美容液で、乾燥によるくすみをケアし、透明感あふれる輝く肌を目指せます。
オイル層には白ゆりオイル、美容液層には5種類の純白花のエキスを配合。
VOCEベストコスメ2017 オーガニック部門でも1位を獲得した人気の美容液です!
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【ブライトニング成分】マドンナリリー根エキス、パンクラチウムマリチムムエキス、ヒメコウジ葉エキス、ヒナギク花エキス、加水分解シロバナルーピンタンパク、フササギスイセン根エキス
【オーガニックへのこだわり】オーガニック認証エコサート、ビオコスメ。
自然由来成分99%、オーガニック成分21%
ネクターブラン ウォーターオイルデュオを使って感じた効果
使う前にシェイクして使うオイルイン美容液。
化粧水のようにサラリとしていて、夏でもさっぱり使えます。
洗顔後に使うと、お肌がふっくらモチモチのやわらか肌に。
化粧水の水分もしっかり抱え込んでくれる感じで、みずみずしい透明感を与えてくれます。
紫外線、乾燥など厳しい環境にさらされる夏も、輝くお肌を守りたい方に。
>>ネクターブラン ウォーターオイルデュオ実際に使ってみた詳しいレポートはこちら
HANAオーガニック ホワイトクリーム&ホワイトジェリーのこだわり
こんなの待ってた!ピュアなオーガニックコスメにして薬用美白!
ホワイトクリームは、認証レベルのピュアなオーガニックコスメでありながら、しっかりと効果を追求した薬用美白化粧品!
還元作用でシミの色素を薄くしてくれるビタミンC誘導体と、炎症を静めるグリチルリチン酸ジカリウム、有効成分をダブルで配合しています。
シナノピクリンのメラニン抑制効果はアルブチンの5倍!
アーティチョーク葉エキスに含まれる「シナノピクリン」という成分は、なんとアルブチンの5倍ものメラニン抑制効果があるそうなんです!(原料メーカー試験より)
さらに、コラーゲン分解酵素からお肌を守ったり、毛穴の開きを予防する効果も期待できるそうですよ!
植物のチカラで健やかな肌を取り戻すためのコスメ
美白作用のある成分はすべて、「健康な細胞に害を与えない」「しっかり効果を実感できる」という2つにこだわっているのだそうです。
80年続く老舗の漢方レシピや、HANAオーガニックの原点であるローズのアロマで、心とお肌の両方に働きかけ、健やかな肌を取り戻すためのコスメ。
安心して使う事ができますね!
シミの原因から見えてくる、美白化粧品とオーガニックコスメの効果の違い
シミの原因は、メラニンが過剰に作られ、排出が追いつかなくなる事。
そこで美白有効成分によってメラニンが作られないよう抑えたり、定着してしまったメラニンを薄くしたり(還元)したりするのが美白化粧品です。
美白有効性分がしっかり配合された美白化粧品は効果が高い反面、「刺激が強い」「肌が白くなっても使うのを止めるとまた元に戻ってしまう」など、対症療法に近い所があります。
肌が荒れた状態で使うと、刺激や炎症によりシミが悪化してしまうなどのリスクもあります。
ではなぜメラニンが沢山作られてしまうのか。
それは紫外線から細胞内のDNAを守るためだったり、紫外線や間違ったスキンケアによる炎症によってメラノサイトが刺激されるためだったりします。
過剰なメラニンの根本である活性酸素のケアや、炎症のケア、乱れたターンオーバーを整える事により、「根本的にシミのできにくい肌」に整えていくのがオーガニックコスメのやり方。
時間はかかりますが、肌本来の機能を取り戻すため、敏感肌でも取り入れやすいというのがオーガニックコスメのメリットです。
シミの原因とオーガニックコスメが得意な事、苦手な事
炎症ケア
紫外線自体も肌に炎症を起こしますし、紫外線による活性酸素も炎症を起こしたり、メラノサイトを活性化したりします。
甘草、紫紺、ハトムギ、カミツレなど。。。
植物は炎症を静める効果を持つものが非常に多く、昔から薬草として世界中で利用されてきました。
そんな植物を豊富に使ったオーガニックコスメは炎症ケアが得意なんです。
肌をイキイキと保つケア
紫外線やストレスで肌の中に増える活性酸素は、肌に炎症を起こし、メラノサイトを活性化します。
植物は高い肌をイキイキと保つ働きをもつ物が多く、活性酸素の害から肌を守るのもオーガニックコスメは得意です。
メラニン抑制ケア
厚生労働省から認められてはいなくても、メラニンを抑制する植物エキスというのは実は沢山あります。
即効性では美白化粧品にはかなわない
自然の素材、昔ながらの伝承素材を使って、肌そのものを元気にしていこう!というのがオーガニックコスメのそもそものコンセプトなので、オーガニックコスメは基本的に即効性のあるケアは苦手です。
美白化粧品でも、「メラニンを抑制し、シミを防ぐ」というのが本来の効能。
「今すぐシミを取りたい!」という事であれば、美容皮膚科でレーザー治療を受けた方が早いでしょう。
美白化粧品には刺激のリスク、オーガニックコスメにはアレルギーのリスクがある
有効成分のしっかり配合された美白化粧品には刺激のリスクがありますが、植物成分を複雑に配合したオーガニック化粧品には「アレルギーのリスク」があることは知っておくべきでしょう。
敏感肌でもオーガニックなら使える!とは安易には言えません。
パッチテストは必ずしましょうね。
オーガニックコスメは一般的な美白化粧品と選び方が違う?
一般的に、美白化粧品であれば「医薬部外品」もしくは「薬用」かどうか?というのが1つの選択の基準になります。
厚生労働省認定の美白有効性分が十分に配合された医薬部外品でなければ、「美白化粧品」とうたう事はできないからです。
しかしオーガニックコスメの場合、事情が少し違います。
オーガニックコスメは美白効果をうたえない?!
日本ではオーガニック原料を少しでも配合していればオーガニックコスメと名乗れてしまう、など定義が曖昧だといった問題もありますが、
オーガニックコスメ認証団体の認めるオーガニックコスメであれば、
- 石油由来成分を使わない
- キャリーオーバーを開示する
- 植物成分は有機栽培原料を使う
- 動物実験を行わない
などの厳しい規定をクリアしている必要があります。
一方、日本の美白化粧品はしっかりと法律で定義されています。
美白化粧品と認められるためには、化粧品ではなく、厚生労働省の定める美白有効成分を配合した「医薬部外品」で製造しなければなりません。
いわゆる化粧品は「美白化粧品」とか「シミに効く」などとうたう事はできないのです。
だから多くのオーガニックコスメは、「ブライトニングケア」とか「くすみ肌に」とか「透明感アップ」など、曖昧な表現になっていることがほとんどなんですね。
医薬部外品をつくるにはたくさんの規定があり、使える原料もかなり限られています。
今回、オーガニックコスメで医薬部外品のクリームを発売したHANAオーガニック代表の林田さんも、
「医薬部外品に使える原料でオーガニックのものはかなり少なく、市場に無いものを特注で作ってもらったりしなければなりませんでした。
それくらい、オーガニックで薬用美白化粧品を作るのは大変な事だったのです。」
とお話ししていました。
美白と書けなくても、実際には美白効果がある化粧品は沢山!
現在、メラニンを還元する(できてしまったシミを薄くする)成分として有効だと言われているのは「ハイドロキノン」「ビタミンC誘導体」「コウジ酸」など。
中でももっとも効果が高いとされるハイドロキノンは、美容皮膚科でも治療に使われますが、美白有効成分としては認められていません。
ハイドロキノン配合化粧品は美白化粧品と名乗る事ができないんです。
オーガニックコスメの場合も、美白化粧品とは書いていなくても「実際には美白効果が期待できる化粧品」が沢山あります。
例えば、美白有効成分「アルブチン」発見の元となったコケモモエキス、昔から漢方で使われてきた紫紺(しこん)、ヨクイニン(はと麦)、ユキノシタ、月桃、アロエなどを高濃度に配合したもの。
また、今回ご紹介するHANAオーガニックに使われている「朝鮮アザミ(アーティチョーク)」や、琉白に使われているシークワーサーに含まれる「ノビレチン」なども、メーカーの実験ではしっかりとメラニン抑制効果が出ているそうです。
オーガニックコスメの場合、肌に透明感を与える成分が美白成分として認められていないというパターンが多々あります。
しかしそれらの成分の多くは、薬草や漢方、生薬として昔から伝承的に使われてきたものが非常に多く、肌質に合えば美白化粧品同様、もしくはそれ以上に効いてしまう、といった場合も無いとは言えません。
また、昨年から増えてきているのが、オーガニックコスメに近いこだわりを持ちながら美白有効成分を配合した化粧品。
いわゆる「薬用オーガニック」「薬用ナチュラル」といわれる化粧品もあります。
オーガニックコスメの良さを活かしつつ、医薬部外品として効果もしっかり重視するといったアイテムです。
「オーガニックには惹かれるけれど、やっぱり効果が出るものじゃなきゃ嫌だ」といった方は、選択肢の1つとなるのではないかと思います。
ピックアップ敏感肌でも使える薬用美白のナチュラルコスメ
オーガニックコスメで効果的に美白するポイント
UVケアを徹底
紫外線は間違いなくメラニンを増やします。
また、シミのある部分は紫外線ダメージを受けやすくなっており、シミは紫外線を浴びるほど悪化していきます。
まずは紫外線対策を徹底しましょう。
日焼け止めはもちろん有効ですが、日傘や帽子、長袖やサングラスなど物理的に防ぐアイテムを組み合わせるのが効果的です。
スキンケアは優しく丁寧に
肝斑の原因はスキンケアによる摩擦であると言うドクターもいるくらい、肌は摩擦による刺激を受けやすく、刺激は炎症に、炎症はメラニン生成へと繋がっていきます。
クレンジング、洗顔からスキンケアまで。
肌に触れる時はとにかく丁寧に、を心がけましょう。
角質ケア化粧品と組み合わせる
AHA配合のクレンジングや石鹸など、古く厚くなった角質ケアを行うと、それだけで透明感がアップ。
また、スキンケアの浸透が良くなったり、ターンオーバーによるメラニン排出を助ける効果もあります。
角質ケアと美白化粧品を組み合わせる事で、美容液本来の効果を引き出す事ができますよ。
いかがでしたでしょうか?美白系のオーガニックコスメを選ぶ際の参考にしてみてくださいね^ ^